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年初にたてた目標〜たくさん本を読む〜

今年もあと少しです。今年の年初はもう独立を決めていたので、それにむけて少しづつ動き出していました。独立して3か月ですがほんとにあっという間です。今年の年初に立てた目標は

1.10月に独立する

2.本を年間100冊読む

この二つでした。あんまり細かい目標をたててもそれに縛られて疲れるので、毎年大きな目標を2つぐらいしかたてません。そのかわり必ず守ると決めています。

独立の方は言わずもがな、無事達成できました。なんとか3か月は生きています。

もう一つの本を100冊の方も

122冊読んだので達成できました。半分以上は小説ですが。多い順番で行くと

今年一番読んだのが畠中恵さん14冊。しゃばけシリーズです。内容は日本の時代物ファンタジーです。登場人物たち(登場妖怪?)が非常に魅力的なのと、ストーリーがとてもテンポよく進むので、どんどん読み進めることができました。ファンタジー?子供向けじゃない?と思われる方も見えると思いますが、大人でも十分楽しめる作品です。歴史小説に抵抗がある方もおすすめです。

つづいて上橋菜穂子さん9冊。「鹿の王」で本屋大賞を受賞した方です。この方もファンタジー小説を書かれる方ですが、独自の世界観をもっています。文化人類学者でもあるためでしょうか、小説に出てくる人々の営みが非常に丁寧に描かれています。「鹿の王」は非常に壮大で重厚な物語です。ファンタジーなんですが妙なリアリティを感じます。小説を読んでいるとその場面の情景がが目に浮かんでくるような…映像化されている作品が多いのも頷けます。この方のお話は予定調和で終わらないので最後まで話の終わりがよめません。素直にハッピーエンドで終わらず、読んだ後いろいろ考させられる物語が多いように思います。

その次は北方謙三さんの4冊といった具合です。私は北方大水滸シリーズの大ファンで、最初の水滸伝から最後の岳飛伝まで全51巻読んでます。今年は岳飛伝の最後4冊を読んで、このシリーズは完結しました。ぜひ回りの誰かに読んでほしいのですが、冊数が多すぎて皆さん尻込みされます。だれか挑戦しませんか?

小説以外で面白かったと思ったのはこのあたりでしょうか。新しい技術に関する本をよく読んだように思います。上記の他には見城徹さんの「たった一人の熱狂」とか、おかべたかし/山出高士さんの「くらべる値段」とかが印象に残っています。

私は本を読むスピードはそんなに早くないので、読む量はこれ以上増やせなさそう。来年の目標は120冊にしときます。

編集後記 今日が仕事納めです。今年は皆さま大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

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