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QRコードを利用したコンビニでの税金納付ができるようになります。

税金を納付する際には以下のような方法が一般的です。

・銀行等で納付書により納付する
・振替納税(口座からの引き落とし)
・クレジットカードでの納付
・電子納税

振替納税は一番便利だと思うのですが、個人事業主の所得税・消費税に限られます。振替納税の場合には納付期限が約1カ月ほど延長されるメリットもあります(通常3月15日納付期限ですが、振替納税だと4月20日付近が引き落とし日になります。)。
クレジットカード納付はほとんどの税目で可能(多少自治体によって対応が異なるようです)ですが、納付の際に決済手数料がかかるというデメリットがあります。ただしカードのポイントが付くので高還元率のカードでの支払いならば少し得をします。私が一番利用する楽天カードは1%でしたのでほんの少し得をする程度。税金の納付に関しては通常と還元率が異なる場合もあるのでご注意ください。またカードの利用限度額を超える納税はできません。
電子納税はまだあまり普及していないように思います。納付に行っていただく手間が省けるのでどんどん利用していただきたいのですが。
個人事業主の方はほとんど振替納税にしていただいていますが、それ以外の方の税金に関しては納付書で納付していただくのがほとんどといった状況です。しかし銀行で納付しなければいけないので、気づいたら銀行窓口しまってた!とあせってお電話をかけてこられるお客様もちらほら….
コンビニで納付できる税金はバーコード付の納付書があるものに限られていましたが、平成31年(2019年)1月4日(金)以降、自宅等において納付に必要な情報(氏名や税額など)をいわゆる「QRコード」(PDFファイル)として作成・出力することにより可能となります。
利用方法は次のとおりです。

① 国税庁の確定申告書作成コーナーや国税庁HPのQRコード作成専用画面においてQRコードを作成。
② 自宅等で作成・出力した「QRコード」(PDFファイル)をコンビニ店舗に持参
③ いわゆるキオスク端末(「Loppi」や「Famiポート」)に読み取らせることによりバーコード(納付書)が出力
④ バーコード(納付書)によりレジで納付

ん~これ便利なのか?って感じです。マルチメディア端末でQRコード読み取ってからそのあとレジで納付するって、コンサートのチケット購入する感覚ですね。少し煩雑な感じがします。
やっぱり個人事業主は振替納税、法人は電子納税が一番便利です。
さらに利用限度額が30万円なので利用の場面はかなり限られてしまうような気がします。少額の贈与税の納付の場面くらいでしょうか?
対応できるようにはしておこうと思います。

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